Backblaze修復メモ

最近このカテゴリの記事全然書いてないなぁ。
まあ、仕事の内容持ち出すわけに行かないし、プライベートでは以前ほど興味ないからね。

で、タイトルのBackblazeというのは、インストールしておくと自動的にファイルを海外のサーバにバックアップしてくれるソフト。もちろんお金はかかる。
私がこれを選んだ理由は、

  • 容量無制限、サイズ無制限(過去にため込んだ動画等で1.7TB近くあるため)
  • HDDでの復元可能(別途料金必要だけど、HDDにデータを詰めて送ってくれる)
  • 暗号化(かけない設定もできるけど、パスワード帳とかあるので必須)
  • 更新検索が速い(全ファイルの照合なんて時間と帯域を無駄にすることはしない)
  • 放置しても安心(一方通行の完全自動同期なので、更新衝突を手動で解決する等の煩わしさがない)
といった利点があるから。
他にも探せば似たような利点を持つバックアップサービスはあるのかもしれないけど…。

それはさておき本題。
今まで特に問題はなかったんだけど、2/11のバックアップ以降全くバックアップしてくれなくなってしまった。
ファイルを更新しても反応がなく、手動でバックアップしようとしても「全てのファイルがバックアップされています」と表示されてすぐ停止。
どうも更新ファイルをリストアップする機能がおかしくなってるらしい。

そこで、まずはエラーが起きてないかWindowsのログを探る。しかし異常は発見できず。
次にBackblazeのexeファイルのあるフォルダを探る。
インストール(アップデート)ログを発見したので2/11のを読むと、どうも64bit関連のファイル更新に失敗しているらしい。
たしかに該当するファイル(x64フォルダ内のbztransmit64.exeとmsvcr100.dll)の更新日時が2013/12/22と古い。
そして、同名のファイルで新しい(更新日時が2014/2/11)がexe直下にあるのを発見。

最初、exe直下のbztransmit64に「-completesync」を付けて実行してみたけど、ファイルはリストアップされるものの転送されない。
どうも転送に古い方のbztransmit64を使おうとしてしまうらしい。
それに、毎回手動で実行するのも、Backblazeの最大の利点でもある「完全自動同期」というメリットがなくなってしまうので避けたい。


で、結局どうしたかというと、exe直下の2ファイルをx64内にコピーすることで解決。なんともあっさり。
無事バックアップが動き出した。めでたしめでたし。

本来、Backblazeはアップデートすら完全自動なので、手動でアップデートする必要はなかったんだけど、その数日前に「バックアップ完了通知メールなど最新機能が追加された」ってニュースを見かけて覚えてたので、最新好きな私はついアップデートしちゃったんだよね…。

でも、自動アップデートされたとしても成功してたって保証はないので、次からはバックアップが止まってるかもしれない時はチェックしないとダメだね。
あまり長期間同期されないとBackblaze側のファイルが消されちゃうらしいし(前に読んだ時は、ローカル側のファイルが消えてから30日、接続が途切れてから6ヶ月で消去と書かれてた)。