(SkyDriveから)面舵、逃げろ~!!

Office 365に付随するOneDriveの容量が無制限から1TBに ~無料枠も15GBから5GBに縮小 - PC Watch

昼休みにいつも通りImpress Watchを巡回してたら、なにやら不穏な記事が。

帰宅して詳細を確認。

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これはまずい。

今まで拡大続きで大盤振る舞い(※1)だったSkyDrive(※2)がついに大幅サービス縮小。

具体的には

  • 有料の容量無制限プラン→最大1TBに
  • 新規ユーザー向けの有料100GB・200GBプラン消滅、50GBに置き換え
    (GB単価は1.9円→約4.8円に大幅増加)
  • 無料プランは15GB→5GBに削減、カメラロールボーナス15GBも消失

と、TB級のヘビーユーザーだけでなくライト・ミドルユーザーまで締め付ける徹底っぷり。

初期からのユーザ向けのロイヤルティボーナス(10GB)については記載がないけど、削減されると見た方がいいかも。


それにしても、公式発表としては「バックアップじゃなくて生産性向上に使ってほしい」って言ってるけど、本音としては「オンラインストレージビジネスって割に合わない...縮小しよう」なんじゃないかな。

75TB使われるのはさすがに異常事態だし、それは制限してもいいと思うけど、無料で20GB(新無料プランの5GB+現行カメラロールの15GB)ぐらいはバックアップさせてほしい。

まあ、そんなこと言ってもこれだけ重大な変更が一度決まった以上、まず撤回はないだろうから、早速SkyDriveから撤退。

もう40GBの無料バックアップストレージじゃなくなったSkyDriveに未練はない。

Windows 10だと「オフラインスマートファイル」(※3)も使えなくなってるし。


確認したところ、現在の消費量は約27GB(全容量40GB)。

5GBは残るわけだし、全部引き上げなくてもいいけど、それでも引き上げる量は24GB近く。

まだ猶予はあるけど、使わないとなった以上は1秒でも早く引き上げたい。

引き上げ終わったら、一部はGoogle Driveに置いて、あまり使わない古いバックアップは「Sephie」に移してBackblazeで同期かな。

Backblaze...そういえば、これもすごく大盤振る舞い(年50ドルで容量無制限)だけど、いつ縮小されるか不安で仕方ない。

今1.5TBぐらい使ってるし、こっちが縮小されたら被害はSkyDriveの比じゃないよ...。

  1. ※1:最初は無料25GB、後に15GBに削減されるも私を含む従来からのユーザーは25GB据え置き、さらにWin8のカメラロール有効化で+15GBの計45GB
  2. ※2:現行サービス名はOneDriveだけど、私は旧名のSkyDriveが気に入ってるので、改名の原因となったSky社から訴状が届かない限りは旧名を使っていく所存
  3. ※3:または「オンラインのみのファイル」。SkyDrive上にファイルの実体を置いて、ローカルPCにはショートカットのような軽量のメタデータを置く方式。これのおかげでローカルストレージを消費せずにGB単位のデータをバックアップできた