叛逆3回目【ネタバレ注意】

もう公開開始から結構経つので、直接ではないにしろネタバレ的な表現があるので、まだ見てない人は注意。

今日、3回目となる劇場版まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語の鑑賞に近くの映画館まで行ってきた。

1回目はストーリーと演出の勢いに圧倒され、深夜ということもあって見終わってぼーっとしてた。
でもその時からすでにほむらちゃんとの一体感をそれまで以上に感じていて、作品として賛か否かという以前に、これを受け入れないということは自分自身を否定するということを直感した。

2回目は内容を知っているので、落ち着いてじっくり鑑賞できた…はずなんだけど、あとでネタバレ記事とか見たら「あれ、こんなところあったっけ?」ということも。1回目以上に、この結末を受け入れることができた。見終わった時にほむ様みたいな顔になってた。

で、3回目。バレリーナに混じるまどかとか、ナイトメアのタグとか、言われないとなかなか気付かない細かいところもしっかり見る。あと、○○が街ぶっこわしまくる所で、ただ暴れてるだけかと思ってたけど、本体の進行に抗ってるというのをまとめサイトで見かけて、よく見たら確かにそうだった…。

さすがに3回目ともなればもう泣かないかな…と思ってたけど、そんなことはなかった。わんわん泣くような感じじゃないけど、心が揺さぶられるのが抑えられない。
一方で、1回目や2回目には余裕がなくてそれどころじゃなかった、ちょっと面白おかしいようなシーンでは思わずクスっとなる所も。こういうのが複数回鑑賞の醍醐味でもある。

今回思ったのは、この結末はほむらちゃんにとっても完全なるハッピーエンドではないかもしれないけど、これを否定してしまうとそれまでのほむらちゃんを拒絶することになりそうで、それは作中のほむらちゃん(ほむ様)自身もそうなのかもしれない…ということ。

新編では前後編のまどか(まど神)をある意味で否定したわけだけど、叛逆の続編があるとしたら今度はほむらちゃん(ほむ様)を否定することになっちゃうのかなぁ。ほむぅ…。

それはそれとして、初見時は怖くてびっくりした赤目ほむや骸骨ほむ、○○の使い魔だけど、回数を重ねるごとにそれすら愛おしい…!
べつにほむらちゃんだから無条件にってわけじゃなくて、その姿であるのにはそれなりの意味や理由があるからね。それら全てを含めて受け入れたいと思うってこと。

ちなみにフィルムはこんなの↓
hangyaku-film.JPG
まどかーまどかーまどかーまどかーまどかーまどかーまd(ry


映画自体の感想はこの辺にして、私がほむらちゃんと一体感を感じる理由について考察してみよう。

叛逆に関しては
・自分の強い想いで世界すら変える(ほどの勢い)
・メガほむ→普通ほむ→リボンほむ→○○ほむ並に激変してる
・自分だけの世界に街(宇宙)を作っちゃう
・神への叛逆(TG/TSも、性別的な意味で叛逆だよね)

それ以前も含めると
・黒髪、そこそこ長い(昔はもっとあった、といってもほむらちゃんほどはなかったけど)
・ちっぱい(ぬぐぅぅぅぅぅぅぅ!!!)
・頬骨が出ててうめ絵っぽい(でも横長ではない)
・幼少期、時と空間を扱う力に憧れていた(当時はまどマギなんてないから、セーラープルートとか、ドラえもんのタイムマシン・タンマウォッチ&四次元ポケットとか)
・パーソナルカラー?は紫色(幼稚園の遊戯時間にもらう色画用紙とか、何かと紫好き)
・ピンク色にやたら執着がある(ほむらちゃんはまどかを髪の毛の色で好きなわけじゃないけど)
・友達と絡むのが苦手で、「もう誰にも頼らない」状態だった時期が…うっ…。
・縛られプレイ(違うってw)
etc…

…やっぱり私がほむらちゃんだぁぁぁ!

多分こんなことを考えて映画や本編を見てる人なんてそうそういないだろうなぁ。
ちょっと共感できるとか、あるある程度なら分かるけど、もはや同化レベルだからなぁ。
対象(target)として捉えて「好き」というのとは異なる、包まれ、溶け合って、その過程で受ける苦痛すら愛おしいという、まさに「愛よ」って感じ。

TV8話でそれまで無理してたのが剥がれた時から気になり始めて、あっという間にほむ沼?に墜ち、その時から「この子とは50年つきあえる」とか思っていたけど、自分自身が大きく変わってしまった今でも、その気持ちに嘘はない。むしろより確信が強くなった。
ただ、恋愛とは別だけどね。今は好きな人(三次元)がいるし。


余談だけど、この記事書いてる時に横でまどマギ本編(TV5話)の再放送を流してた。
あぁ、ほむらちゃんほむっとしてるほむー。
そしてCMの「君の銀の庭」でちょっとうるっときた…ほむぅぅ。
しかし、やはりTV版は劇場版と比較しちゃうと絵が粗いなぁ。
そりゃ、劇場の大スクリーン用の絵と、せいぜい大きくても40~50インチ程度の家庭用TV用の絵(しかも1週間ごとに24分ぐらい映像を作らないといけない)とでは条件が違いすぎるけど、当時は全く気にならなかったのになぁ。