電波時計を有線(厳密には近距離無線)で合わせる

電波時計。

それは時刻合わせの煩わしさとは無縁のすばらしい時計。

...のはずなんだけど。

自宅の壁掛け時計が合わない。


  • 関西圏(日本に2カ所ある送信所のほぼ中央、どちらからもそれなりに遠い)
  • 部屋の奥(窓から一番遠い隅)

あたりが原因かなと思ってる。窓際にある別の電波時計は合うし。

なので、たまに窓際に持って行って合わせてるんだけど、いちいち外すのが面倒で、5分ぐらいずれても放置気味。

PCのほうはNTPソフト入れて50ms以内の誤差にしてるのに。


そんな時、ニュースチェックしてたら興味深い記事を発見。

Webブラウザを使って電波を出してみた - Shogo's Blog

ブラウザ+ヘッドホンだけで電波時計が合わせられる?

原理的には納得がいくけど、本当に成功するのかな...。

一度目、時計の後ろ側にぐるっとマフラーみたいに掛けてみる。

.........うーん、やっぱりだめぽい?LEDに受信を表す点滅が見られない。

二度目、後ろに掛けたあと、前にも通してみる。

DSC_0200.JPG

......あ!受信した!

それから4~5分ほど経過後、無事時刻合わせに成功したらしく、LEDが2秒間隔の点滅に。


めでたく電波時計の時刻合わせに成功したわけだけど、あまり使いたくないかも...。

というのも、とにかく音がうるさい。

そりゃ、音声信号を元に生成してるから当然なんだけど、ヘッドホンからえぐい音が出る(大きいわけじゃないけど、とにかく高音で耳障り)。

時計の狂いを直す間に、人間のほうが狂ってしまいそう。

ちょっとゴミ出しに行く間とか、不在のタイミングに使うようにしようかな...。


FAQ的なにか

Q:電波法

A:元記事には普通のPC+普通のヘッドホン程度だと大丈夫ぽい(保証はないけど)って感じで書いてる。でも、実行する場合はくれぐれも自己責任で。

Q:別に目新しい技術じゃないよね

A:そうみたい。強いて言えばWebAudioによってブラウザで実現できるようになったから、ソースコンパイルやexe実行より手軽になったというぐらいかな。


最後に。

時刻が合ったはずなのに、よく見ると15秒ほど遅れてる。

さらにじっくり確認すると、秒針が0のところにきた時点で、分針が少し進んでいる(ちょうど1/4分ぐらい)ことが判明。

たぶん、何年か前に落とした(運良く割れなかった)とき、秒針が緩んでずれたんだと思う。

まあ、壁掛け時計は分までしか見ない(秒が知りたいときはPCとかスマホを確認する)からいいかな...。