IMAX自体の感想

映画が始まる前のIMAXデモムービーと、IMAX用に調整したと思われる他映画の宣伝がすごい迫力。遊園地とかによくあるシアターライドみたい。
座席が動いたり水が出たりはしないけど（それは4DX）。

IMAX上映としての「君の名は。」の感想

映像面ではIMAXのポテンシャルを使い切れてないように感じた。
綺麗なんだけど、デモや宣伝で「こんなにすごい！！」って表現されてたほどでもない気が...。
やっぱりIMAXは実写とか3Dグラフィック（IMAX 3Dという意味ではなく）向けなのかな？

一方、音声面は、RADWIMPSのテーマ曲が流れてる所とか、キーンとかドカーンとか鳴る場面はさすがIMAXという感じ。それ以外の日常シーンは、そこまででもないかな。

決して悪かったわけじゃないけど、デモムービーでの期待感爆上げが大きすぎたと思う。

「君の名は。」自体についての感想

「君の名は。」は、「映画館で見ることで完成する作品」だと思う。
多分、それがストーリーや映像、音楽が好きだからということにくわえて、何度も見てしまう理由になってる。少なくとも私にとっては。
つい劇場に足を運んでしまう経験は「魔法少女まどか☆マギカ　新編　叛逆の物語（叛逆）」でもあったけど、あれも同じで、BDも買ったけどやっぱり映画館で見た感動は得られない。単純に画面の大きさとか映像の精細さとかだけじゃない何かがある気がする。

あとは、やっぱり音楽のウェイトが大きい。テーマ曲だけじゃなくてBGMも含めて。
コミカライズ版も買って読んでるけど、なんか物足りない。サントラ流しながら読めば良いのかな？

矛盾が気になって楽しめないって意見も見かけるけど、私の場合はそういうのがひっかからないタイプなのか、少なくとも見てる間は楽しめてる。

ただ、複数回鑑賞してるからというのもあるけど、どうしても前半で少し飽きるというか気が緩んでしまう。やっぱりネタバレなしでの初回鑑賞は何物にも代えがたい体験。記憶を消してもう一度見たい。

うーん、なんかまとまったようなまとまらなかったような...。

やっぱりあまり感想書くの向いてない。読書感想文とかもあまり得意ではなかったし。

そういえば、パンフレットのVol.2出てたので買った。パンフレットが複数出る映画って普通はないよね？